礼服のクリーニングの料金相場は?利用頻度やタイミング・おすすめサービスなどを紹介

礼服のクリーニングの料金相場は?

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冠婚葬祭のとき以外は着る機会がなく、しまっておく時間のほうが長い礼服。必要なとき礼服を取り出したら、シワシワだったり、カビが生えていたりして、あわてて新調したという方もいるようです。

とはいえ、礼服を着るときはバタバタして忙しいですし、冠婚葬祭にはお金もかかるため、礼服のケアは後回しになってしまいがち。ついついクリーニングのタイミングを逃している方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、この記事では、礼服のクリーニングを出す時の以下のポイントを紹介します。

ココがポイント

  • 礼服の種類とクリーニングに出す頻度
  • 礼服のクリーニングにかかる料金
  • 礼服を依頼するのにおすすめのクリーニングサービス

結論として、礼服のクリーニングにおすすめなのは宅配クリーニングです。

礼服は普段着とは洗い方が違うので、普段利用している近所のクリーニング店に依頼すると期待通りの仕上がりにならない心配も。

その点、宅配クリーニングなら礼服クリーニングの経験が豊富なスタッフがいて、礼服の素材に合わせて最適な洗い方と仕上げをしてくれます。

特におすすめしたい宅配クリーニング店は以下の3つです。

おすすめサービス 通常価格(1枚あたり) 送料 保管サービス
ネット 礼服(ボレロ) 980円~
礼服(略式礼服ジャケット) 950円~
礼服(タキシード / モーニング) 2,630円~
礼服(スラックス / パンツ) 660円~
礼服(スカート) 660円~
礼服(ワンピース) 1,230円~
2,400円以上送料無料(プレミアム会員)
リナビス 990円~1640円
※衣類3~20点コース
※どの衣類も共通
無料
(北海道、一部離島除く)
キレイナ スーツ上下 6,000円
ワンピース 5,000円
タイ 1,800円
・7,000円以上で片道送料無料
・12,000円以上で往復送料無料

礼服のクリーニング料金は、サービスやアイテムによってさまざまですが、宅配クリーニングに共通していることは礼服のクリーニングの実績が多いことです。

礼服はデリケートな素材で作られているので、礼服のクリーニング実績が少ないクリーニング店に依頼してしまうとシルエットが崩れたり、風合いが損なわれたりする可能性があります。

宅配クリーニング店は実績があり、忙しい時も自宅にいながら依頼できるので礼服のクリーニングにおすすめです。

知っておきたい礼服の種類

そもそも、どんな服を礼服と呼ぶのか知っていますか?ここからはメンズ・レディースそれぞれの礼服の種類を説明します。

メンズの礼服の種類

メンズの礼服の種類

男性の礼服は「正礼装」「準礼装」「略礼装」の3つに分かれます。

正礼装(フォーマル)

正礼装はもっとも格式が高い礼服で、結婚式や式典で着用します。

モーニングコート

昼間の正礼装。主に新郎・新婦の父親が着用する。

ジャケットの前のすそが斜めにカットされているのが特徴で、グレーの縦じまのスラックスが基本的なスタイル。

燕尾服

夜用の正礼装。「ホワイトタイ」と指定がある際に着用する。後ろの裾が長く、つばめの尾のようになっている。

タキシード

夕方以降おパーティーや結婚式・晩餐会・式典などで「ブラックタイ」と指定がある場合に着用する。

ブラックタイ・黒の蝶ネクタイを組み合わせ、基本的に白と黒でまとめる。

準礼装(セミフォーマル)

正礼装の次に格式の高い服装です。結婚式や披露宴で着用します。

ディレクターズスーツ

昼間の準礼装。結婚式の主賓やスピーチ担当者が着る場合が多く、新郎・新婦の父が着ることもある。

黒のジャケットにグレーベストとグレーの縦じまスラックス (コール地)をセットで着用する。

ブラックスーツ

昼夜とも着用でき、もっとも広く一般的な礼服。喪服も含まれる。色が漆黒なのが特徴。

略礼装

カジュアルな結婚式や披露宴の二次会、音楽会、ディナーショーなどに着用します。

ダークスーツ

濃紺やダークグレーなどの無地のスーツ。ビジネスシーンや子供の七五三や入学式、卒業式などで着用することも。

レディースの礼服の種類

レディースの礼服の種類

女性用の礼服はブラックフォーマルとカラーフォーマルに分かれ、ジャケット・スカート・ワンピース・ボレロ・ブラウスなどのアイテムがあります。

クリーニングにおける礼服とは、主にブラックフォーマルのスーツ上下やワンピースのことです。

パーティードレスやカラースーツ、和装などは装飾が多くクリーニング方法も違うため、扱いが異なり料金設定も変わります。

礼服のクリーニング料金相場(アイテム別)

大手クリーニングチェーンの礼服のクリーニングの料金相場を紹介します。

白洋舎 ホワイト急便 うさちゃんクリーニング
礼服ジャケット 2,400円 701円~※ 891円~※
礼服パンツ 1,350円 461円~※ 550円~※
礼服ワンピース 2,100円~ 1,080円~※ 1,419円~※
ネクタイ 450円 290円~※ 363円~※
撥水加工 オリジナル料金の50%(300円~上限2,200円) 300円~ 165円~550円
防虫加工 300円~ 220円

(※1)東京都足立区の値段参照

クリーニングにおける礼服は「黒くて無地・光沢のない素材・装飾がない」ものをいい、カラーフォーマルやドレス、和装などは含まれません。

大手クリーニング店では礼服の上下+ネクタイで1,500円~4,200円ほど、ワンピース+ジャケットで1,800円~4,500円ほどと料金に幅があります。

これは、クリーニング店によって基本料金に含まれている工程や加工が異なるため。

基本料金の安さだけで決めずに、料金にどこまで含まれているのか確認しておかないと思わぬオプション料金がプラスされることもあるので注意が必要です。

礼服のクリーニング料はなぜ高い?

礼服のクリーニングは一般的な服やビジネススーツなどと比べると料金が高い傾向にあります。

その理由のひとつは礼服の素材がデリケートなため。礼服にはウールなどの光沢が出ない素材を使用しているため、個別にドライクリーニングをするのが一般的です。

さらに、生地をテカらせないよう丁寧なアイロン仕上げをすること、あらかじめ長期保管することを見越してオプション込みの料金設定にしていることも挙げられます。

礼服は特別な対応が必要なため、一般的な料金よりも割高に設定されているのです。

礼服をクリーニングするタイミングと頻度

礼服をクリーニングするタイミングと頻度

礼服は着用する行事がすべて終わったタイミングでクリーニングに出すのがおすすめです。

法事が続く場合や、不幸が合った場合にお通夜や告別式と、何回も続けて着るような場合は一連の行事が終わったあとのタイミングがいいでしょう。

それなら次に着る直前にクリーニングしたほうがいいと思うかもしれませんが、礼服を着る機会は急にやってくるもの。

クリーニングせずに保管すると汚れが定着して落ちなくなっていたり、虫に食われるリスクも高まります。

いざ必要になったときにクリーニングする時間がなく、新しく買い直すことになってしまうかもしれないので保管する前にクリーニングしておくのがおすすめです。

礼服は毎回クリーニングすべき?

一度だけ着用した礼服をクリーニングに出すべきか迷いますよね。礼服は基本的に一度着たらその都度クリーニングすることをおすすめします。

短時間の着用でも見えない汗やホコリが付いているため、そのまま保管するとシミやカビの温床になるからです。

喪服の場合は線香の匂いが染み付いてしまこともあるため、すぐに着る機会がなければクリーニングで消臭しておくようにしましょう。

礼服クリーニングに付けておきたいオプション

礼服クリーニングをするなら付けておきたいオプション加工を説明します。

汗抜き加工

ドライクリーニングでは落とせない水溶性の汚れを取り除く加工です。

たくさん汗をかいたときや、汗の臭いが気になるときにおすすめ。臭いを取るだけでなく、時間が経って汗じみや黄ばみができるのを防止する役割もあります。

防虫加工

礼服に使われるウールやネクタイなどに使われるシルクは動物性繊維のため、虫食いが起きやすい素材です。

防虫加工をしておけば服をピンポイントで虫食いから守ってくれます。

シミ抜き・カビ取り

付いてすぐのシミやカビであればクリーニングの過程で落ちますが、時間が経ったシミや根が張ったカビなど通常の洗浄では落ちない場合に付けたいのがシミ抜き・カビ取りのオプションです。

シミ、カビの程度によって基本サービス内でできるものとオプション料金が加算されるものがあり、お店によって取り扱いが異なります。

礼服のクリーニングにおすすめの宅配クリーニング店3選

礼服をクリーニングするには、デリケートな素材を取り扱う技術と実績がある宅配クリーニングに依頼するのが簡単でおすすめ。

特におすすめしたい宅配クリーニングサービスは以下の3つです。

おすすめサービス

  • リネット
  • リナビス
  • キレイナ

それぞれのサービスの特徴を説明します。

リネット

ふとんリネット

集荷と配送の時間がかかる宅配クリーニングサービスにおいて、最短2日と業界最速レベルのスピード仕上げができるのがリネットの特徴です。

IT企業が運営しているので、専用アプリの使い勝手がよく、プレミアム会員の特別サービスが充実しているので、礼服だけでなく日常使いにもおすすめ。

リネットはシミ抜きが無料のほか、品質チェック担当者のダブルチェックがあるので品質も安心です。

ココがポイント

  • 集荷・配送含め最短2日で手元に届く※
  • 専用アプリが使いやすい
  • 東京23区と一部周辺地域では早朝・深夜に集荷・配送できる

※プレミアム会員。一部地域を除く。

リネット基本情報

リネット基本情報 詳細
礼服クリーニング料金 礼服(ボレロ) 980円~

礼服(略式礼服ジャケット) 950円~

礼服(タキシード / モーニング) 2,630円~

礼服(スラックス / パンツ) 660円~

礼服(スカート) 660円~

礼服(ワンピース) 1,230円~

加工オプション サラっと撥水仕上げ 400円

ディープクレンジング仕上げ 900円

銀イオン抗菌防臭仕上げ 400円

送料 2,400円以上送料無料(プレミアム会員)
保管サービスの有無 リネットプレミアムクローク

最長8カ月

5~15点パック1,173円~(クリーニング料+保管料)

納期 最短2日後(オプション付帯は5日後~)

※プレミアム会員

支払方法 クレジットカード、代引き

 

リナビス

リナビス

リナビスは3点~20点をまとめて依頼する定額タイプの料金体系が人気!

礼服は上下セットやワンピースと上着など、まとめて依頼することが多いので定額で依頼できるのは嬉しいですよね。

定額料金内でカビ取り・シミ抜きを無料でおこなってくれるほか、最大12ヵ月の保管も無料なので、保管期間が長い礼服におすすめのサービスです。

ココがポイント

  • カビ取り・シミ抜き無料
  • 最大12か月無料で保管してくれる
  • まとめて依頼するほどお得

リナビスの基本情報

リナビス基本情報 詳細
礼服クリーニング料金 衣類3点コース4,920円(1枚あたり1,640円)
衣類5点コース8,550円(1枚あたり1,710円)
衣類10点コース11,700円(1枚あたり1,170円)
衣類20点コース19,800円(1枚あたり990円)
加工オプション 抗菌加工・シワ予防・柔軟加工・毛玉防止・静電気防止加工無料(クリーニング料金込み)
カビ取り・しみ抜き無料
撥水加工 1,078円
送料 無料
※北海道、一部離島は別途1,900円(税抜)、沖縄は別途5,500円(税抜)
保管サービスの有無 最長12カ月間
保管無料
納期 10日~2週間程度
集荷キット到着まで約3営業日
クリーニング後のお届け約5営業日
支払方法 クレジットカード、NP後払い、代引き

 

キレイナ

キレイナ

キレイナは高級ブランド服や特殊な素材を得意としています。

依頼された服はすべて1点ずつカルテを作成し、洗い方や洗剤も服に一番合うものをチョイスするので、デリケートな素材の礼服にぴったりです。

ドライクリーニング表示の服も上質な水洗いにこだわり、手間ひまをかけて仕上げるので肌触りや匂いもまるで新品のようになりますよ。

ココがポイント

  • 洋服に合わせて洗い方・洗剤を変え、1点ごとに個別洗い
  • 高度な水洗い技術で臭いもサッパリ
  • 難易度の高いシミ抜き・カビ取り・穴あきも対応してくれる

キレイナの基本情報

キレイナ基本情報 詳細
礼服クリーニング料金 スーツ上下    6,000円
ワンピース    5,000円
タイ   1,800円
加工オプション 撥水加工 1,800円
色移り・カビ除去   1,800円~
送料 7,000円以上で片道送料無料。
12,000円以上で往復送料無料。
保管サービスの有無
納期 約2~3週間程度
※商品到着から見積り案内まで3~5営業日程度、見積り承認日から約1~2週間ほど
支払方法 クレジットカード、代引き

 

礼服をクリーニングに出す前のチェックポイント

クリーニング前に確認しておきたいポイントは3つです。

ココに注意

  • ポケットの中を確認
  • しみ・汚れがないか
  • ほつれやボタンの欠けはないか

それぞれ説明します。

ポケットの中を確認

あらかじめすべてのポケットの中にものが入っていないか確認します。

ポケットの中にはティッシュやハンカチ、小銭やレシートなどが入ったままになっていることが多いもの。ティッシュやレシートなどの紙類は礼服に付着してしまったり、小銭やボタンなど固いものは生地を痛める可能性があります。

宝石や貴金属などの貴重品が入っていた場合、紛失しても保証されないためしっかり確認しておきましょう。

シミ・汚れがないか

シミや汚れの箇所を把握しておけば、クリーニングを依頼するときにシミ抜きや汚れ落としをしてほしいところを事前に伝えられます。

また、返却されたあとに気になる箇所があった場合、クリーニング前の状態を確認しておくことでトラブルも防げ、再仕上げの依頼もしやすいので、写真やメモで残しておくのがいいでしょう。

ほつれやボタンの欠けはないか

ほつれ箇所がある場合は、修復オプションのあるクリーニングサービスに依頼してほつれを直してもらえます。

ボタンが緩んでいると紛失する危険があるので留め直してからクリーニングに出すようにしましょう。

礼服のクリーニングにかかる日数は

一般的な店舗型のクリーニング店では即日〜3日、宅配クリーニングサービスは約1週間~2週間かかります。

急いでるときは午前中に出すと夕方には受け取れるような、早さが売りのクリーニング店に依頼したくなりますよね。

ただし、仕上がりが早いということは個別洗いではなく、早さを重視したまとめ洗いの可能性が高いので品質には期待できないのが正直なところ。

そもそも礼服はハイクラスなコースに指定されていることが多いので、一般的な洋服よりも手間も時間もかかるものです。急に必要になる礼服は、着用したらすぐにクリーニングしましょう。

 

礼服のクリーニング後のお手入れと管理方法

礼服のクリーニング後のお手入れと管理方法

礼服がクリーニングから返ってきたらそのままクローゼットにしまっていませんか?ここからはクリーニング後のお手入れと収納方法を説明します。

失敗しないための知識

  • ビニール袋は外し、太めのハンガーへ
  • たまにブラッシングと陰干しをする
  • 保管付きのクリーニングサービスもある

ビニール袋は外し、太めのハンガーへ

まず、ビニールのカバーは湿気がこもりカビの原因になるため外します。代わりに通気性がいい不織布製のカバーを付けるのがおすすめ。

クリーニング店の中には、はじめから不織布製のカバーを付けてもらえるお店もあります。ハンガーは型崩れを防ぐため太めのハンガーに付け替え、スラックスもシワができないよう、折らずに吊るせるボトムス用のハンガーに吊るしましょう。

たまにブラッシングと陰干しをする

まったく着ていない場合、半年に一度程度はクローゼットから取り出して陰干しをします。このとき、ホコリが付いていたら軽くブラッシングをしつつ、状態をチェックしましょう。

クローゼットや押入れはなるべく服を詰め込まず、通気性があるのが理想的ですが、難しい場合は除湿剤や防虫剤を活用して保管すると安心です。

保管付きのクリーニングサービスもある

宅配クリーニングのリナビスやリネットなどは、衣服の保管サービスがあります。
保管サービスを使えば湿気や虫の心配なく、衣服に最適な環境で保管してもらえるので、保管場所に困っている場合に便利です。

ただし保管した服の返却には事前にお届け希望日を指定する必要があるので、急に必要になる喪服には向きません。

慶事に使うタキシードなど、事前に着用する予定がわかる礼服には保管サービスの利用もおすすめです。

礼服のクリーニング料金とサービスまとめ

礼服のクリーニングにかかる料金とおすすめのクリーニングサービスを紹介しました。礼服は一般的な服のクリーニングに比べると料金が高めです。

とはいえ、洗わないまましまっておいてダメになり、買い替える費用を考えれば、着たあとに毎回クリーニングに出すほうが結果的にお得といえます。

普段は着ない礼服こそ、クリーニングでプロにおまかせしましょう。おすすめの礼服のクリーニング店については下記の通りです。

おすすめサービス 通常価格(1枚あたり) 送料 保管サービス
ネット 礼服(ボレロ) 980円~
礼服(略式礼服ジャケット) 950円~
礼服(タキシード / モーニング) 2,630円~
礼服(スラックス / パンツ) 660円~
礼服(スカート) 660円~
礼服(ワンピース) 1,230円~
2,400円以上送料無料(プレミアム会員)
リナビス 990円~1640円
※衣類3~20点コース
※どの衣類も共通
無料
(北海道、一部離島除く)
キレイナ スーツ上下 6,000円
ワンピース 5,000円
タイ 1,800円
・7,000円以上で片道送料無料
・12,000円以上で往復送料無料

 

礼服は急に必要になりますし、失礼があってはいけない場で着る特殊な服だからこそ、しっかりとクリーニング・メンテナンスをおこなって、いつでも着られるようにしておくことが大切です。

冠婚葬祭のあとは疲れてクリーニングに出す気力もない・・・という気持ちもわかります。

そんなときは、この記事でおすすめしたクリーニングサービスを参考に、宅配クリーニングで簡単に済ませてしまうのがおすすめです。

  • この記事を書いた人

Rakukura編集部

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